御先祖様の鼻くそ黙示録

鼻くそのように生きた感想を記す

レオス・カラックス初心者が初期アレックス三部作を観るPart2『汚れた血』

 はい。2作目観ましたよ。

 前回カラックスが天才かどうかはちょっとわかんないっす的なこと言ってたじゃないですか。

 天才ですね。彼。天才です。天才でした。

 もう単純にくそおもしれえんだよ。芝居のつけかたとかバカみたいにおもしれえんだよ。映像も本当に素晴らしい。

 そんで何よりも女の子(三十路)が可愛すぎんだよ馬鹿野郎。なんかカラックスと付き合ってたとか?そういう情報をさっき見たけど本当なのですか。

 ぶっちゃけアレックスがはやくあの三十路とSEXしてくれないかしら。おっぱいが見たいのですがとか下半身に任せて鑑賞していたのですが、あの三十路の性悪ぷりったるや凄まじく、全然ヤラせてくれないのですね。誰にも見せられない勃起したちんぽをどうすりゃいいの、教えて。

 三十路が泣いているときにアレックスが手品?みたいなのを見せるところとか狂おしいほどに芝居つけるのがうますぎんだよ。涙を拭いているハンカチ?ティッシュの隙間からアレックスを覗くところとかさ。最強じゃねーか。

 んでこの映画は走ることがテーマですよね。青春の疾走感、とか言葉にしたらちょっと恥ずかしいですが。まあでも実際観ててもちょっと恥ずかしくはなる。

 ただ単純な物語レベルのテーマの「走る」だけでなく、映画における「走る」、ということに対しての深い洞察が含まれているように感じました。走るというか、絵が動くことというか。

 とにかく面白いけど、この面白さのどれくらいの部分があの三十路に対する興味で成り立っているのかはわからん。わからないし、単純にこの作品は『ボーイ・ミーツ・ガール』なんかと比べてもずいぶん見やすいですよね。カラックス初心者が観るべきはこの作品からなのかもしれない。今この作品を観て、もう一度過去に見たカラックス作品を観返したいような気分になっております。とりあえず『ポンヌフの恋人』を観るけどね。これにもあの三十路が出ているらしいので、今度こそSEXを期待したい。最低でも乳首は見せて欲しい。カラックスさん頼みますよ。芸術家のこだわりっぽい雰囲気を醸し出して脱がせようぜ。っていうかあれか。恋人なのか。むむむ。まあええわ。また見たら書く。